八方台育樹
10月18日(日)に八方台の育樹・植樹活動を実施しました。
この活動は長岡市の八方台休暇センター跡地の自然復元と、いのちと心の教育を目指して平成14年から行っています。
これまでに1.8町歩(1万8千平方メートル)に約18,500本の植樹を行いました。
今年の活動には、長岡市、長岡法人会、NPO法人新潟県環境カウンセラー協会、東北電力ネットワーク(株)の皆さんにご参加頂きました。
前日は11月下旬並みの寒さの中での準備作業でしたが、当日は穏やかな秋晴れの下で作業を行うことが出来ました。
先ず受付です。今年は新型コロナウイルスの感染拡大が収まらないため、受付にはアルコールを用意しました。
開会式に先立って、マスクの着用やソーシャルディスタンスの確保等注意すべき事項をお願いしました。
開会式での小日向理事長の挨拶です。
開会式が終わるといよいよ育樹・植樹作業です。
10年程前に植えた苗木は大部分が元気に育っていますが、中には枯れてしまうものもあるため毎年補植を行っています。
今年はコナラ、サクラ、ブナなどの苗木を30本ほど補植しました。
家族で参加してくれた小学生はお父さんお母さんと一緒に丁寧に植えてくれました。
育樹作業のメインは下草刈りと籾殻の散布です。全員で下草刈りと植樹を行った後籾殻を散布しました。
育樹作業が終わった後、全員で第1期の植樹地から順番に見学しました。
第1期は植樹してから20年近く経つため、7〜8メートルほどの高さに育った木々もかなり見られます。
昼食はスタッフがで準備した豚汁で暖まりました。
食事が済んだ後「紅葉の美しさと冬芽の観察」と「人と森を守るキノコ」の2グループに分かれて研修を行いました。
研修「紅葉の美しさと冬芽の観察」では、採集した紅葉と冬芽を観察し、トレーシングペーパーに葉脈を写し取って葉の仕組みを観察しました。
鉛筆を使って葉脈を綺麗に写し取るのは結構楽しい作業です。
研修「人と森を守るキノコ」では、採取したキノコを同定して学習しました。
八方台育樹・植樹にご参加下さいました皆様方、お忙しい中をどうも有り難う御座いました。
また前日の準備から当日の後片付けまで、会員の皆様どうもご苦労様でした。