5月9日(日)に「春の野を歩き山菜を食べる会」を実施しました。
当日は天気予報通りの雨の中での会になりました。
八方台に向かう途中成願寺に差し掛かった頃から雨が降り出し、八方台山頂に全員が集った
頃には風も強まってきました。
風に注意しながら雨をしのぐためにブルーシートで屋根を掛けます。
重石の代わりは自動車です。
急ごしらえの屋根の下で勉強会を行いました。
勉強会終了後に今までの植樹地を中心に春の山菜の研修を行いました。
「タラノメ」ならぬ「ウルシノメ」が食べられることを初めて知りました。
ワラビやキノメ、ノコンギク等を採集することが出来ました。
雨が強まり更に気温が下がってきたため、八方台での昼食会を取りやめて才津の(旧)
ドングリハウスで昼食会を行いました。
八方台山頂の雨と風が嘘のような暖かい日差しの中、満開のフジ棚の下で山菜の天ぷらや
おひたし作りが進みます。
調理された山菜を頂きながら楽しい一時を過ごしました。
昼食会終了後に、希望者で糠山の植樹地に行き山野草の研修を行いました。
昨年秋に植えた樹木の間には、ハルジオンやカラスノエンドウ等がかなり伸びています。
植樹地の端にはコウゾリナが1メートル近くに伸びていました。
散策路では葉がショウジョウバカマによく似たノギランの群生が見られました。
花や種子を見ると違いがわかるのですが、葉を見ただけではショウジョウバカマとほとんど
区別がつきません。
林の縁ではタニウツギが満開でした。