[早春の山野草をたずねる会・通常総会]
4月5日(日)に寺泊から柏崎方面に行く定でしたが、新型コロナウイルスの影響で急遽バスツアーを取りやめドングリハウスで総会を実施しました。
総会が終わってから希望者で「関原ぬか山」の植樹予定地に出かけました。
この場所はかつてテーマパークが計画されたものの実現せず現在は荒れ地になっています。
植樹地を見た後、周りの里山を歩いて自然観察会を行いました。
林の縁にはオオカメノキの白い花が咲いており、足元にはショウジョウバカマやオオイワカガミの花を見ることが出来ました。
予報通りに晴れ間が広がり、穏やかな春の日差しの中でゆったりとした時間を楽しむことが出来ました。
[藤見の会]
5月2日(土)に藤見の会を開催しました。
今年の冬は記録的な暖冬少雪でしたが、藤の開花はあまり早くないようです。
それでも朝から青空が拡がり一気に真夏並みの気温に上がったため、朝の2〜3分咲きが正午頃には3〜4分近くまで開きました。
午前中は手分けをして、
(1)今秋に予定している植樹用苗木の分類と本数確認、
(2)植樹用に仮植えしてある苗木の手入れ、
(3)ドングリハウスの庭の手入れ、
(4)ハウス内の清掃
を行いました。
真夏並みの暑さのもと、マスクをつけた作業は厳しいものがありました。
朝の藤です。
作業開始前のマスクをかけての打合せです。
植樹用苗木(落葉樹)を分類し本数を数えました。
庭の手入れをしました。
作業終了後に三密を避けて、藤棚の脇で藤見の会を行いました。
[蒼柴の森育樹]
8月1日(土)に蒼柴の森の育樹を行いました。
県内の上越と下越には大雨注意報が出された地方もありましたが、長岡は雨も降らず日差しも強すぎず丁度よい育樹日和でした。
今年はイオンリテールから3名の方々が参加してくださいました。
皆さんどうも有難う御座いました。
一年ぶりの蒼柴の森ですが、樹木は随分大きくなり下草が苦にならない程度に育ちました。
社務所裏の森への入り口です。樹木のないところは草が生い茂っています。
一歩森の中に入ると草丈は短かくなり種類もシダ類やチゴユリなどが多くなります。
先ず開会式です。
理事長の挨拶で始まります。
刈り払い機を使った作業の様子です。
作業が一段落したところで研修です。
蒼柴の森に自生している植物を採集し、理事長に同定して頂いて植物の名前、特徴、食用の可否などを研修しました。
昨年も研修をしたのですが、一年経つとすっかり忘れています。
最後に全員で記念撮影を行いました。
[ぬか山植樹]
「ぬか山植樹」を9月26日(土)に実施しました。
朝の間の雨も開会式が終わる頃には小降りになり、無事に植樹作業を行うことが出来ました。
今回は長岡信用金庫の皆さん、NPO法人関原里山・ぬかやま会の皆さん、そしてNPO法人新潟県山野草をたずねる会・植生研究会が共同で植樹を行いました。
植樹地の面積は約1,200平方メートル、植樹した苗木は約1,200本、樹種は潜在自然植生に基づくシラカシやコナラ等を中心に約120種です。
この事業は「公益社団法人国土緑化推進機構」の「緑の募金」及び山口育英奨学会自然環境保護活動助成事業の支援を受けて行われました。
9時30分開始の開会式に備えて9時前から受付を始めました。
先ず新潟県山野草をたずねる会・植生研究会小日向理事長の挨拶です。
続いて関原里山・ぬかやま会布川理事長の挨拶です。
前長岡市長の森さんにもご挨拶を頂きました。
開会式が終わるといよいよ植樹の開始です。
マスクをし、3密を避けて作業を行いました。
植樹が終わったところには籾殻を撒きます。
植樹が終わった様子です。
下の写真は植樹前の様子です。
今回参加された皆さんに、この事業を支援して頂いた「緑の募金」をお願いしました。
募金にご協力頂いた皆さんありがとうございました。
浄財はにいがた「緑」の百年物語緑化推進委員会に送らせて頂きます。
今回の植樹にご協力頂いた皆さん、どうもありがとうございました。
なお、引き続き「緑の募金」を受け付けておりますので、ご協力頂ける方はホームページの「問合せ」からご連絡頂ければ送金方法等連絡させて頂きます。
是非「緑の募金」にご協力下さいますようお願いします。
[ふるさとの森ー八方台育樹]
10月18日(日)に八方台の育樹・植樹活動を実施しました。
この活動は長岡市の八方台休暇センター跡地の自然復元と、いのちと心の教育を目指して平成14年から行っています。
これまでに1.8町歩(1万8千平方メートル)に約18,500本の植樹を行いました。
今年の活動には、長岡市、長岡法人会、NPO法人新潟県環境カウンセラー協会、東北電力ネットワーク(株)の皆さんにご参加頂きました。
前日は11月下旬並みの寒さの中での準備作業でしたが、当日は穏やかな秋晴れの下で作業を行うことが出来ました。
先ず受付です。今年は新型コロナウイルスの感染拡大が収まらないため、受付にはアルコールを用意しました。
開会式に先立って、マスクの着用やソーシャルディスタンスの確保等注意すべき事項をお願いしました。
開会式での小日向理事長の挨拶です。
開会式が終わるといよいよ育樹・植樹作業です。
10年程前に植えた苗木は大部分が元気に育っていますが、中には枯れてしまうものもあるため毎年補植を行っています。
今年はコナラ、サクラ、ブナなどの苗木を30本ほど補植しました。
家族で参加してくれた小学生はお父さんお母さんと一緒に丁寧に植えてくれました。
育樹作業のメインは下草刈りと籾殻の散布です。全員で下草刈りと植樹を行った後籾殻を散布しました。
育樹作業が終わった後、全員で第1期の植樹地から順番に見学しました。
第1期は植樹してから20年近く経つため、7〜8メートルほどの高さに育った木々もかなり見られます。
昼食はスタッフがで準備した豚汁で暖まりました。
食事が済んだ後「紅葉の美しさと冬芽の観察」と「人と森を守るキノコ」の2グループに分かれて研修を行いました。
研修「紅葉の美しさと冬芽の観察」では、採集した紅葉と冬芽を観察し、トレーシングペーパーに葉脈を写し取って葉の仕組みを観察しました。
鉛筆を使って葉脈を綺麗に写し取るのは結構楽しい作業です。
研修「人と森を守るキノコ」では、採取したキノコを同定して学習しました。
八方台育樹・植樹にご参加下さいました皆様方、お忙しい中をどうも有り難う御座いました。
また前日の準備から当日の後片付けまで、会員の皆様どうもご苦労様でした。
[秋の野に学ぶ]
11月3日(火)に「秋の野に学ぶ 秋の自然とキノコ研修」を実施しました。
例年津南方面に出かけているのですが、今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため関原の糠山で実施しました。
11月3日は「晴れの特異日」になっていますが、今年は残念ながら「強い雨」と「寒さ」の中でのスタートでした。
先ず全員が雨合羽に身を包んで山に入ります。
時々滑り易い山肌に足をとられながら、足元や樹上に目を配ります。
スギヒラタケがかなり出ていました。
かつては見分けが容易で油で炒めると美味しいため、よく食べていた代表的なキノコでした。
最近は毒性が報道されてから食べることがなくなり残念です。
2時間程のキノコ採集の後、採ってきたキノコを理事長に鑑定して頂きました。
美味しそうに見えるのに毒があるという「オオワライタケ」や「ニガクリタケ」等がとれました。
知らないと食べてしまいそうです。
形が独特な「スッポンタケ」や「キツネノチャブクロ」等本当にキノコの世界は多様です。
見分けがつき易くて美味しそうな「ヌメリイグチ」や「アミタケ」等もかなりありました。
キノコの見分け方や特徴等の研修が終った後、豚汁の昼食で暖まりました。
午後は、今年の秋に植樹したすぐ隣の植樹地の見学です。
植えてから1か月ほどになりますが、苗木はしっかり根付いていました。
燕市からご参加頂いた皆さん、地元の「関原里山・ぬかやま会」の布川理事長さんご参加有難う御座いました。
ご参加頂いた会員の皆さん、また前日から豚汁の準備等ご苦労して頂いた会員の皆さん、どうも有難う御座いました。
[学びあう会]
12月6日(日)に東泉閣で臨時総会と学びあう会を開催しました。
臨時総会は、NPO法人の法人格を返納し、これから任意団体として活動するための議決を行う総会です。
この総会は会員総数の3/4以上の出席が必要なため、定足数を満たせるかどうか心配しましたが、当日は委任状を含む出席者数が9割余に達し無事に議決を行うことが出来ました。
ご協力下さいました皆さん、どうもありがとうございました。
臨時総会の議決の様子です。
臨時総会終了後に学びあう会を実施しました。
先ず理事長の「自然の謎」と題する研修講演です。
「田舎・森林の空気はなぜうまいか」を、有史以来の大気の変化とその元になる植物の働き等を中心に話して頂きました。
今年9月に行った私たちの植樹が、少しでも「うまい空気」を持続するたすけになることを願っています。
次に今年1年の活動を動画と静止画で振り返りました。
新型コロナウイルスの影響で実施できない事業がかなりありましたが、植樹や育樹活動は例年通り実施することが出来ました。
学びあう会が終わった後は忘年お楽しみ会です。
対面を避け、ソーシャルディスタンスを確保できるように、広い部屋の壁に沿って席を設けました。
会は理事長の挨拶から始まります。
乾杯は高野市議です。
ハモニカの伴奏で森前市長の歌が披露されました。
最後は恒例の長岡甚句で締めました。
[その他の活動]
[植樹予定地の縄張りを行いました]
8月10日に、今秋植樹を予定しているぬか山の予定地に縄を張りました。
予定地は関原里山・ぬかやま会の皆さんに協力して頂いて地拵えが済んでいます。
外周がわかるように縄を張った区画に、理事長が作成した設計図に基づいて縄を張って行きます。
熱中症警報が出ている猛暑の中での作業はきついものがありましたが、一区画を何とか終わりました。
[物置の引越し/信金の森・学びの森の育樹を実施しました]
6月20日(土)・21日(日)に、ドングリハウスの物置の引越しと信金の森・学びの森の育樹を行いました。
今年の秋にドングリハウスを引き渡すため、物置の道具類等を関原糠山に新築した物置に移しました。
今までのスチールの物置は間口2間奥行き1間程でしたが、中には随分多くの道具類がありました。
保管してあるときはそれほどと思いませんが、外に出すと多さに驚かされます。
空になったドングリハウスの物置です。
軽トラで荷物を運搬します。
新築した物置です。
物置の引っ越しと併せて信金の森・学びの森の下草刈りを行いました。
学びの森は植樹してから15年ほどになりますが、今では独り立ちできる立派な木に成長しました。
信金の森は植樹してから13年ほどになりますがこちらもかなり大きくなりました。
そろそろ独り立ちしてくれそうです。
育樹と併せて、今年の秋に予定されている植樹地の草刈りを行いました。
NPO法人関原・ぬかやま会の皆さんにご協力頂いてきれいになりました。
草刈りなどにご協力頂いた皆様どうもありがとうございました。
[ドングリハウスの藤が満開です/松の木を伐採しました]
5月6日に藤の花が満開になりました。
写真は5月6日朝の藤です。
花の周りでたくさんのミツバチが飛び交っています。
暫くの間美しい藤の花を見ることが出来ます。
ドングリハウスの塀の際にあった松の木を伐採しました。
直径が40〜50センチほどあったため、上から順番に枝をおろした後根元から伐採しました。
[ドングリハウスの樹木苗木と実生苗を整理しました]
2月24日(月)、今年の秋に予定している植樹に備えてドングリハウスで育成している樹木の苗木とポット植えの実生苗を整理しました。
朝の間は小雨の降る肌寒い天気でしたが、間もなく雨が上がり晴天の下で作業をすることが出来ました。
地植えの苗木は芽吹きが始まる前に根切りをしないとうまく根付いてくれません。
今年は春が早そうなので、今頃がほぼタイムリミットです。
スコップで苗木の周りを堀って根切りをした後根巻をして仮植えしました。
ハウス内のポット植えの実生苗は全て一旦外に出します。
ハウスをこの場所に移築してから初めてハウス内が空になりました。
外に出したポット苗は樹種ごとに仕分けをしてまとめておきます。
樹種を見分けるのがなかなかの難題です。
理事長に見て頂きながら作業を進めました。
昼食の美味しいカレーライスで午後の作業の能率が上がりました。