[八方台の森育樹・植樹]
9月17日(日)に「八方台の森育樹」を実施しました。
八方台はいつ登っても素晴らしい景色を見せてくれます。
この日は9月半ばとは思えない猛暑でしたが、抜けるような青空が拡がり、西は長岡の
市街地から西山の丘陵、東は栃尾から守門の山々を眺めることが出来ました。
八方台には平成14(2002)年に植樹を始めてから10年間程植樹を続け、1.8町歩
(1万8千平方メートル)の土地に約1万8千本の苗木を植えました。
今年はそのうちの平成16年と平成24年の植樹地を中心に育樹作業を行いました。
先ず植樹地を繋ぐ通路の草刈りを行いました。
植樹地は大きく5か所に分かれているため通路もかなりの長さがあります。
次は植樹地周囲の周り刈りです。
植樹地の中央部分(高木・亜高木帯)は植えた樹木が大きく育っているので、下草は
あまり伸びないのですが、周辺(マントやソデ)は陽の光が十分届くため下草が
茂っています。
樹木を傷つける恐れのないところは刈り払い機で、それ以外は鎌で刈りました。
植樹地の中心部の樹木はこの冬のドカ雪でかなりいたみました。
折れた枝などは鋸を使って取り除きます。
次第に暑さが厳しくなってきたため一休みです。
八方台の頂上は567mあるので日陰に入ると結構涼しく感じます。
役員の方が持参してくれた水分と糖分を補給しました。
一休みした後は、冬の雪で倒れた看板の修理です。
先ず穴掘り専用のスコップを使って細い穴を掘ります。
倒れていた看板が元通りになりました。
暑い中、育樹作業に汗を流して頂いた会員の皆様、準備と後片付けにご苦労頂いた役員の皆様
有難う御座いました。
[早春の山野草をたずねる会・通常総会]
6月12日に関原里山 ぬかやまパークで、令和4年度の通常総会が開催されました。
先ず令和3年度の活動報告が行われました。
令和3年度も新型コロナの感染拡大のために、「合宿研修」や「ぬか山いのちの森育樹」等、前年度に続いていくつかの活動を中止せざるを得ませんでした。一方、運よく感染拡大の時期にあたらなかった「八方台育樹植樹」や「秋の野に学ぶキノコ研修」等は成功裏に終えることが出来ました。
年間計画をたてる時には全く予想できなかったのでまさに運頼みの一年でした。
次に令和3年度の会計報告が行われました。
令和3年度もいくつかの助成を受けることができましたので、前年度の植樹地への腐葉土や籾殻の散布等を実施することが出来ました。
次いで会の運営と役員改選について審議が行われました。
NPO法人から任意団体に移行して1年が経過しましたので、この間の経験や明らかになった課題等を踏まえて運営体制の見直しを行いました。
最後に令和4年度の活動計画と収支予算について審議が行われました。
令和4年度は新運営体制のもとで活動を続けて参りますので引き続きご協力賜りますようお願い申し上げます。
[信金の森・学びの森育樹]
6月19日(日)に「信金の森」と「学びの森」の育樹活動を行いました。
5月末に一回下草刈りを行ったのですが、その後ひと月足らずの間に下草が随分伸びました。
今までヨシやコウゾリナ等が目立っていましたが、今年はシロツメクサが圧倒しています。
ヨシ等に比べて丈は低いのですが、それでも小さな苗木は下に隠れてしまいます。
下草刈りが一段落したところで補植に移りました。
この冬は雪が多く特に糠山は平地に比べて多いので、かなりの苗木が折れてしまいました。
主にコナラ、シラカシ、アラカシ等の苗木を補植しました。
信金の森・学びの森は植樹した樹木が独り立ちできるようになり、除草作業も簡単に
済ませることが出来るようになりました。
今回は植樹地の周囲を刈り払い機で除草しました。
育樹活動にご参加くださました会員の皆様ありがとうございました。
[蒼柴の森育樹]
7月31日(日)、毎年この時期に実施している蒼柴の森の育樹活動を行いました。
この事業は平成12年に始められ、今年で22年になります。
当時はサギの糞による樹木の枯死が目立っていたのですが、現在はタブ、コナラ、シロダモ等の樹木が元気に育っています。
浅野監事の挨拶から始まります。
大きな樹の下はほとんどシダ類です。
刈り払い機で刈って行きます。
切り株の近くのような細かな場所は鎌で刈ります。
最近補植した小さな苗木の近くも鎌での作業になります。
最後に参加者全員で写真を撮りました。
猛暑の中、活動にご参加下さいました皆さんどうもありがとうございました。
[ぬかやまいのちの森育樹(草刈り)]
8月7日(日)にぬか山いのちの森の下草刈りを行いました。
今年は空梅雨気味でしたが、それでも梅雨時の草の伸び方は特別です。
前回6月19日の草刈りから丁度一か月半経ちましたが、1メートルを超える草が多く、
小さな苗木は草に埋もれてほとんど見えません。
このままでは刈り払い機を使うことが出来ないので、先ず苗木から30cm程の範囲の
草を鎌で刈り取ります。
周り刈りが済んだ苗木です。
周囲にはススキやセイタカアワダチソウが多く見られましたが、カヤツリクサやオオ
マツヨイグサ等もありました。
前回あれほど地面を蔽っていたシロツメクサがすっかり影を潜めていたのは
不思議でした。
季節によって草の勢力分布がかなり変わるようです。
この後刈り払機を使って残りの草を刈って行きます。
予報通り次第に気温が上がってきます。
暑さの中の作業は熱中症の恐れがあるので、適宜休憩をとりながら作業を進めました。。
暑い中をご協力頂いた会員の皆さんどうもありがとうございました。
[日帰り研修旅行兼自然観察会]
8月19日(金)に妙法寺方面に日帰りで研修旅行に行ってきました。
当日は朝小雨が少しパラついたものの、前日までの雨模様の天気から一転して素晴らしい晴天に恵まれました。
ハイブ長岡から40分足らずで妙法寺到着です。
先ず、妙法寺の前で研修の無事を祈って集合写真を撮りました。
門前の鉢植えのハスがきれいです。
石段を上ると赤門です。
門に入るとどこからともなくチャイムの音が流れてきます。
人感センサーが設置されているようです。
少し急な石段を上がると本堂です。
登山道に入る前に本堂に参拝しました。
本堂は杉等たくさんの木々に囲まれているので暑さは感じなくてもすむのですが、やぶ蚊の襲撃はかなりのものです。
同行した方から借りたムヒのお世話になりました。
本堂脇の渡り廊下の下をくぐって登山道に入ります。
最初はやや急な上りが続きます。
ゆっくり登り10分程で尾根に着きます。
尾根伝いは平らな道が続いています。
尾根道脇の「キンミズヒキ」、「ヤブラン」など多くの野草を観察することが出来ました。
時々、ごく一般的な野草の名前をたずねて、指導してくれる方の失笑を買いますがこれも研修です。
暫く行くと素晴らしい「キツネノカミソリ」の群落に出会いました。
彼岸花とはまた違った美しさです。
妙法寺を後にして「道の駅 良寛の里わしま」で休憩しました。
売上No.1とうたっている「ガンジーソフトクリーム」を頂きました。
確かに値段に見合う味です。
寄られた際は是非試してみて下さい。
道の駅を後にして昼食会場の「志保の里荘」に向います。
大広間でくつろぎながら昼食を頂きました。
昼食の後,一風呂浴びて旅の疲れ癒しました。
刈り取り前の黄金色の稲穂が陽に映えてとても綺麗です。
至福の時を満喫しました。
日帰り研修旅行にご参加下さいました皆さん、どうも有難う御座いました。
[ぬか山育樹]
9月10日(土)に「ぬか山育樹」を実施しました。
今年もコロナの感染拡大が収まらないため、当初の予定より規模を縮小して実施しました。
長岡信用金庫から4名の方々にご参加頂き、最初に関根常務理事にご挨拶を頂きました。
関原里山・ぬかやま会から5名の方々にご協力頂き、主に飛び地の草刈り等を担当して頂きました。
山野草をたずねる会の会員と長岡信用金庫の方々はメインの植樹地に腐葉土と籾殻を散布しました。
腐葉土は約200袋、籾殻は200リットル程入った袋を15袋散布しました。
一区切りついたところで休憩です。
育樹作業が終わった植樹地です。
植えてから3年が経ち苗木の成長速度の差がかなり目立ってきました。
今回の作業で苗木が元気に伸びてくれるよう願っています。
ご参加下さいました長岡信用金庫の皆様、ご協力頂いた関原里山・ぬかやま会の皆様どうも有難う御座いました。
準備から後片付けまでご尽力下さいましたNPO新潟県山野草をたずねる会の会員の皆様ご苦労様でした。
[八方台育樹]
10月23日(日)に「八方台育樹」を実施しました。
前日から大雨警報が発令され実施が危ぶまれましたが、幸い天気が回復し予定通り実施することが出来ました。
今回は行政や団体、企業などから35名ほどの方が、また会員が15名程参加して実施しました。
開会式の前に先ず会場までの道路に幟旗を設置します。
開会式と作業手順の説明の後、参加者全員で植樹地に入り作業開始です。
作業は植樹地の下草刈り、樹木が枯れた場所への補植、苗木の根元への籾殻の散布等です。
今回も親子連れで参加して下さいました。
育樹作業の後、自然環境を理解し楽しむための体験学習を実施しました。
学習は2班に分かれて実施しました。
第1班は八方台の自然観察です。
観察の途中で見つけたヤマボウシの実を採取して皆で味見をしました。
初めて口にする方もおられて、実の甘さに驚いていました。
第2班はクロモジの枝を使って楊枝を作り菓子を味わう体験学習です。
皆さん、久しぶりに切り出し小刀を使った作業に一生懸命取り組まれていました。
作成した楊枝です。
最後に、作ったクロモジの楊枝で味わうための一口羊羹等をお持ち帰り頂きました。
パックの中には長岡市の美味しい肉屋さんのメンチカツや唐揚げ等も入れさせて頂きました。
今回のイベントは、雨の合間のピンポイントの晴れ間に実施することが出来ました。
実に幸運でした。
今回の八方台育樹にご参加下さいました皆さん有難う御座いました。
来年も是非ご参加下さい。
準備から後片付けまでご尽力下さいましたNPO新潟県山野草をたずねる会の会員の皆様ご苦労様でした。
特に、当日の度重なる予定の変更に対応して下さいました会員の皆さんどうもご苦労様でした。
[秋の野に学ぶーキノコ研修]
11月6日(日)に関原ぬか山で「秋の野に学ぶーキノコ研修」を実施しました。
予報では雨の可能性がかなり高かったのですが、幸いほとんど雨に会わずに済みました。
9時に全員集合、美しい青空の下で受付です。
今回も燕市から3名の方が参加されました。
先ず尾根道にあがります。
落葉が進んだコナラの木の根元にツルリンドウが紫色の綺麗な実をつけていました。
早い時期のキノコは終わり、晩生のキノコはこれからのようです。
スギヒラタケの白い傘が目立ちます。
2時間程山の中を歩きました。
かなりの収穫があった人、ほとんど手ぶらで戻る人様々です。
採ったキノコを並べて鑑定をしてもらいました。
鑑定の間が楽しみの一時です。
今回採れたキノコは全部で17種類程、(毒)のつくキノコはありませんでした。
写真にはありませんが、随分立派なイグチがいくつかとれました。美味しそうでした。
最後に全員で集合写真を撮りました。
今回のキノコ研修にご参加下さいました皆さん、有難う御座いました。
また、美味しいキノコ汁を作って下さいましたスタッフの皆さんどうもご苦労様でした。
[学びあう会・忘年お楽しみ会]
12月11日(日)に長岡市柏町の東泉閣で忘年会を開催しました。
コロナの感染防止のため、広い座敷にお膳をコの字型に並べて行いました。
先ず代表の挨拶から始まります。
次に名誉会長による「40年間の活動をふりかえって」と題する講話です。
今まで育樹・植樹活動を行った場所の地図が配られ、それを見ながら話をお聞きしました。
スタートは、サギの糞害で失われた長岡市悠久山蒼柴神社社叢林の復元でした。
その後、八方台、長岡市関原糠山、薬師峠等で植樹・育樹活動を行ってきました。
この活動は現在も続けられています。
次いで今年の活動報告が行われました。
コロナ禍でしたが、会員及び支援して下さる行政・団体・企業等にご協力頂き予定通り
事業を実施することができました。
忘年会に移り、先ずハーモニカの演奏です。
予め配られた歌詞カードを見ながら、ハーモニカの音色に合わせて合唱しました。
次はゲーム大会です。
3組に分かれ、司会者が示すテーマから連想される「モノ」をボードに書き出します。
組の中で同じ「モノ」を書いた人数で争うのですが、なかなか合いません。
中には”えっ、そんなモノを連想するの?”と思うような書き込みがあり結構奥の深いゲームです。
最後に賞品として、この時期には珍しい「新潟産のナツミカン」等が配られました。
次いでカラオケ大会です。
日頃のノドを披露して頂きました。
最後に万歳三唱で終わりました。
忘年会にご参加下さいました皆さん、どうも有難う御座いました。
また、お忙しい中を忘年会の準備と、当日の運営にご苦労頂いた運営委員の皆さん、
誠にありがとうございました。
それでは皆様よいお年をお迎えください。