5月13日(土)に佐潟・岩室方面に行ってきました。
当日は天候に恵まれて暑すぎず涼しすぎず、絶好の自然観察日和でした。
佐潟は「湿地自治体認証」を受けた新潟市の湿地の一つでラムサール条約湿地です。
佐潟に流れ込む川はなく全て湧き水とのことです。
しかし、下潟の水門から流れ出る水量は、長岡市内を流れる信濃川以外のどの川より多そうな感じでした。
自然観察は、私達を含む20名程のグループに3名のガイドの方がついて一緒に回ってくれました。
先ずこれから回るコースの説明です。
歩き始めると小さな黄色い花を付けた野草が目立ちます。
コメツブツメクサという外来種とのこと、この他にも説明して頂く草の名前は殆ど外来種でした。
佐潟周辺は外来種が増えて在来種が押され気味のようです。
暫く歩くと大きな樹が空に向かって枝を広げていました。
オオムラサキの食草エノキとのことですが、蝶を見ることはできませんでした。
代わりにエノキの幹に産み付けられたハラビロカマキリの卵がありました。
普段目にすることの少ないショウブの花がありました。
ノハナショウブと違って花は目立ちません。
自然観察を終わって昼食です。
赤塚の雀が一緒に昼食をとりました。
佐潟を後にして日帰り温泉「よりなれ」によってひと風呂浴びました。
至福の一時です。
温泉を出て近くの種月寺に寄りました。
文安三年(1446年)に建立された600年近く経つ名刹です。
お参りをする前に先ず山門前で集合写真を撮りました。
種月寺の銀木犀と金木犀の老木は見事です。
開花は10月上旬頃とのこと、是非訪れたいものです。
お寺の裏手にまわると杉木立の中に歴代の住職のお墓が並んでいました。
静かな杉の林を背にしたお墓が歴史を感じさせます。
今回の佐潟の自然観察会で丁寧に説明して下さいましたガイドの方々どうも有難うございました。
また、今回の日帰り研修旅行を企画して頂いた役員の皆様、ご参加下さいました皆様どうも有難うございました。
関連ページ
- 通常総会
- 第1回ぬか山育樹・植樹
- ぬか山育樹(下草刈り)
- 野菜と野草の栽培
- その他の活動
- 年間事業計画以外の活動