9月5日(日)に予定していた「ぬかやまいのちの森育樹」は、特別警報が新潟県全域に発令されたため中止しました。
代わりに「NPO新潟県山野草をたずねる会」の会員と「関原里山・ぬかやま会」の皆さんで育樹作業を行いました。
育樹作業は8月28日(土)と8月31日(火)の2日間にわたって行いました。
[除草作業と補植]
6月に一回除草作業を行ったのですが、それから2か月の間に植樹地の草が随分伸びました。
一年前に植えた苗木の中でも小さい木は草に隠れてほとんど見えません。
作業開始前の植樹地です。
育樹作業は先ず草取りから始めます。
強い陽射しの下での作業は体力を消耗します。
水分の補給を兼ねて休憩しました。
除草作業が終わった植樹地です。
ほとんどの苗木は順調に育っていますが、中には雪で折れたり枯れたりしたものもあります。
苗木がなくなった場所は補植を行います。
[腐葉土と籾殻の散布]
ぬかやまいのちの森は痩せているため腐葉土や籾殻を散布して樹木の成長を促します。
今年度は助成金を受けることが出来たのでかなり大量に腐葉土を入れました。
ホームセンターからトラックを使って腐葉土を運びました。
籾殻は軽トラックで運びました。
散布する前に植樹地全体に腐葉土を配ります。
腐葉土と籾殻を配り終えた後植樹地全体に散布します。
作業の動画です。
育樹作業が終わったぬかやまいのちの森です。
今回は新潟県の特別警報が発令されたため実施できませんでしたが、育樹活動と併せて
「親子で学ぶ環境教育」を予定していました。
[環境教育のための準備]
環境教育では次の2つを目的として準備を進めてきました。
(1)日頃土に触れ汗を流すことの少ない子供たちが、育樹作業を通じて自然を守る
ことの苦労と植物を育てる喜びを実感する。
(2)「ぬかやまいのちの森」を通じて森の成り立ちや植物社会の仕組みを学ぶ。
参加者に配布する手引きを作成しました。
ぬかやま育樹の手引き
手引きを見ているだけではわかりにくい箇所について動画を作成しました。
参加者が事前に見て理解してもらえるように配慮しました。
(1)育樹の目的と服装・道具
(2)草の取り方
(3)苗木の補植
(4)あと始末の仕方
育樹作業は植樹後10年程度続ける必要があります。
今回作成した資料や動画を今後の活動に活かしたいと考えています。